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【取扱注意!】ヘビの卵の管理方法についてプロが解説|ボールパイソン繁殖

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小学生まで、人間は卵から生まれてくると思っていました
へびやのヒロアキです。

今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンというヘビの
卵が産まれてきたらどうやって管理すればいいかをお話します。

ボールパイソンの卵は孵化するまで約60日間ですが
環境の温度で孵化までの日数が前後する事もありますがおおよそ60日間です。

約60日経つと卵に切れ目が入って赤ちゃんヘビが顔を出します。

この60日間はウチでは温度は31℃・湿度90%で卵を育てます。
温度が高すぎると奇形になったり、逆に低すぎると死んでしまいます。

孵化までの卵の環境はいつも以上に気を付けます。

ウチではインキュベータで卵を管理します。
60日の間はそっと見守ります。

ウチでは、ダイソーのシューズボックスに卵用のトレーを置いて
トレーに水を要れてラップして湿度を維持します。
爬虫類専用トレーは約2,000円です。

こういうバーミキュライトを使って管理もします。
これは湿度が維持しやすく水分をクリーンに保つ事ができます。

バーミキュライトの上にネットを敷いて卵を載せておくと
何かあって、水でビショビショになる事がないようにしておくと安心です。

卵の管理の仕方は人それぞれでハッチライトと言って
さらに卵の孵化に特化した物もあります。
自分が教わった方法、自分がやってきた方法それぞれのやり方があると思います。

この60日間の間に気を付けないといけない事は温度・湿度管理と転がさないという事が大事で
ボールパイソンの卵は向きが決まっていて、向きを変えると中で窒息して死んでしまいます。
だから卵の時は極力触らないようにしましょう。

卵が産まれたら必ず産まれてくるわけではなくて
生き物ですから死んでしまう事もあるので、60日間ヒヤヒヤしながら過ごします。

産まれてくるまで、どんな色や柄かわかりません。
父親と母親から大体の計算はできますが、実際どんなコが生まれてくるかわからないので
楽しみにしながら孵化を待ちます。
双子が産まれてくる事もあります。

産まれたばかりのヘビはボーっとしています。
だんだん世界に馴染んでいきます。

初めての脱皮までは本当の色や柄がわかりにくかったりします。
ファーストシェッドって言うんですけど、その後にご飯を食べて安心します。

ボールパイソンは生まれた直後はお母さんからもらった栄養があるので
生まれてすぐ餌は食べません。

餌を食べるようになって、ショーケースなどに並ぶまで1~2カ月かかります。

今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンというヘビの
卵が産まれたらどんな風にケアすればいいかお話しました。

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