東京都町田市のボールパイソン専門店。輸入、繁殖、販売を行なっています。

悲しい死に方をしてしまったヘビの末路

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悲しい死に方をしたヘビの末路

夏の季節、怖い話をしたいと思います。
へびやのヒロアキです。

今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つ
ボールパイソンというヘビの飼育における怖い話をします。

生き物を飼っているとどんなに気を付けて飼っていても
様々な痛ましい事故があります。

ウチもそういう事故がないように極力気を付けながら生きていますが
それはみんな一緒だと思います。

うっかりしていた!というのはないと思いますけど
気を付けた上で発生してしまった事故がいくつかあって

何年か前に知り合いのオランダのブリーダーの飼育施設が
火事で全焼したことがありました。

その人は輸出をよくしている方で自分の生き物だけではなくて
色んな人の輸出を手伝ってあげる会社があって
その一時保管…
輸出の飛行機に乗せるまでの一時保管のところまで含めて全焼した。

これはニュースにもなって
非常に痛ましい燃え尽きた施設の写真とかも
輸入業者みたいなところにまわってきたりしたんですけど
彼の再生のためにみんなで寄付をするという動きになりました。

これはなぜ起きたのかというと…
保温器具の1カ所のショートだけで全部に燃え広がって
生き物が1匹残らず死んでしまったということがありました。

火事は定期的に聞きます。

しかも保温器具の劣化とかで生き物が死んでしまう
施設が丸ごと燃えてしまうというのは聞くので
ウチも怖いなと思うのでそういう事がないように工夫はしていますが
これは誰にでも起こりうる事だと思います。

その保温器具は言ってしまえば消耗品なので
電気があって回路に負荷をかけて熱を発生させるわけだから
負荷がかかり続ければいつか壊れるわけです。

だから何年か使い続けて最近、調子が悪いと思い当たる方は
是非、見直していただいて
もう、一発で全て吹き飛びますからね。
点検してみていただければと思います。
保温器具は消耗品です。

2つめはですね…
ボールパイソンは複数匹を一つの入れ物に飼うことができます。

ケージに2匹入っていても十分なスペースがあって
相性が悪くなければ飼うことができます。

繁殖をさせる人は一つのケースに2匹とか入れて
交尾を促したりしますけどっていうくらい
複数匹で飼うことが出来ます…本来。

でも、油断しすぎると…
こんな事があったよという実際の話があって…

一つのケースの中に2匹飼っていました。
1匹に餌を見せたけど食べなかった。
もう1匹にあげたら食べた。

巻き付いて噛みついたからあとは5分ぐらいして…
飲み込んだら、それでOKかなということでそのケースを戻した。
30分後に開けたら1匹しかいなかった…

最初は食べないふりをしたAというヘビが
Bというヘビが巻き付いて食べているのを見たら…
食べる気になったみたいで
大体、ネズミの頭からかぶりつくんですけどヘビって…
恐らく、Aがお尻の方からかぶりついたんですね。

そうすると何が起きるのかというと…
ヘビは完全に飲み切るまで捕食をやめません。

途中でやめることはなくて…
頭とお尻から食べ始めていって…
ネズミが全部口の中に入った段階でAがBの方に口を噛みついた。

そうするとこれもネズミの一環だと思って
最後まで飲み切るまで食べるのをやめません。

結局、30分後に開けて1匹しかいなかったということは
ネズミを食べ終わった片方のヘビがもう片方のヘビを飲み込んでしまった。

僕は直接そういう話を2件聞いたことがあります。

複数で飼うことはできるんだけど餌やりの時は別にしてあげる。
そういう工夫が必要だと思います。

まさか、ヘビがヘビを食べるとは…
ヘビ食いのヘビが違う種類ではいますけど
ボールパイソンがボールパイソンを食べるとは思っていないですけど…

習性上、口をつけたら最後まで飲み込みきる性質があるので
餌やりの時は気を付けます。

ペットで2匹飼っていて1匹が食べたとなったら辛すぎません?
そのコを見る度に死んでしまったコを思い出すし…
情緒が大変なことになるので
餌やりの時は気を付けてあげてほしいと思います。

3つめの怖い話は…
ボールパイソンって何でそこに入るの?みたいな
そういう動きをすることが少なくないんですね。

こういうところで飼っていれば行くところないのであれですけど…
このコを例えば床に離したりしたら…
何で、そんなところに入っていくの?みたいな動きをします。

これも実際に相談があった話なんですけど
ちょっと、うっかりしていて1匹、部屋の中から逃げてしまった。

どこを探してもいないんだけど、どこに行ったと思いますか?
恐らく外には出ていない。
そういう穴とかは全部塞いであるので
家の中にいると思うんだけどどこにもいないから
どこにいるか検討がつかないですか?って相談があったことがあって…

彼らが居がちなのは…
風の流れがあるところに行ったりしがちです。

エアコンの周りや風が出るところや通気口みたいなのがあったら
近くとか探してみてくださいと。

温度が室内温度より少し高かったり低いとかあったら
そこを見てみてくださいと話をしたら見つかったんですよ。

どこで見つかったかというと…
エアコンを開けたらフィンが並んでいます。
その中の奥の方にどうやって入ったの?
という感じで見つかって…

結局、どうやっても取り出せない。
エアコンのフィンは人間の指とか切るから
引っ張るわけにもいかないしどうしよう?ということで
結局は、エアコンの業者に来てもらって
エアコンを解体して破壊して取り出した。

その様子をうかがったり写真とか見せてもらいましたが
上手に取ろうと思ってもやっぱり逃げるから
体は切れちゃうし痛ましいお話でした。

これが怖いところが相談が1件じゃないんですよ。
1件だけではなくて何件もそういう相談や報告を受けています。

その度に色んなところに入るね君は…と思いつつ
うっかり蓋を閉め忘れたとか
ケースを戻し忘れたとか…

一緒にテレビを見てる時に…
テレビに集中しすぎてあるいはスマホに集中しすぎて
あれ?いない!ってなったりしないように
気を付けてあげる必要があると思います。

他にも冷蔵庫や洗濯機の下の裏…タービンの中に巻き付いているとか
そういう話がいっぱいあって…
その度に気が気ではないでしょうから…
彼らはそこが危ないとか危なくないとかわかってなくて
彼らにとって快適かつ安全な場所を探し求めて冒険をするので
そういう危ないことをさせない予防策が大事になります。

家の中で見つかればまだいいですけどね。
これぐらいのサイズのヘビが外にいたらまたニュースになります。

そうするとヘビにとっても不幸だし飼い主にとっても不幸だし
これから飼おうとしてる人たちにも不幸だし1
ヘビが苦手な人にも不幸だしみんな不幸になっちゃうので…

そういうことがないように生活をしてあげてほしいと思います。

やっぱり違う種と生きていくということは
様々な事故とか様々なトラブルとか様々な予想外が発生するので
そういう事故とか予想外が発生してしまうと
悲しい事件怖い話になってしまうから

先回った予防策を講じながら
人間側の生活に彼らに生きてもらっているということを意識しながら
ご安全にボールライフ、ペットライフを過ごしてください。

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