神経障がいを持つニシキヘビの動きがヤバイ?プロが解説します(ボールパイソン飼育)
蛇屋のヒロアキがYouTubeで解説中!
こんにちは、蛇屋のヒロアキです。
今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンという蛇のいわゆる神経障害についてお話をしたいと思います。
ボールパイソンの中には首がフラフラするような挙動をする個体がいて、そういう動きをするコの事を俗に神経障害と言ったりします。
最近は障害という言葉が強すぎるので、シンドロームと言ったりしますけど、症候群という意味ですが。
そういう動きをするようなコがいるわけですね。
これは、スパイダーというモルフに多いと言われていて
イメージとしては、首に二本の操り人形の糸があるとして、その片方が切れてしまったようなフラフラとしたり斜めになったりする動きをします。
あとは、首をグーッと持ち上げて、完全に反ったような動きをするのですが…
このコはそんなにない…
スパイダーには多かれ少なかれ必ずシンドロームがあると言う人と
スパイダーの中にもシンドロームがないコもいるよと言う人がいて
意見が分かれているところなんですけれども
基本的にスパイダーには出やすいと言われています。
もっとわかりやすくグニョングニョンとなったりするのですが
この動画を撮るに当たってシンドロームのコいないかなと探したのですが
ちょっと…顕著なコが見当たらない。
もっとフラフッラーとするんですよ。
これは、DSKアザンのスーパーパステルスパイダーと言うやつです。
白蛇に蜘蛛の巣の柄と言うか、稲妻のような柄が入ったかなりかっこいいコです。
(シンドロームが)…出ない!
スパイダーの他にもこのコがシンドロームが出たりするのですが。
このコはどうでしょう。
しっかりしてるね。
パステルイルンジンボマーイエローベリーと言うものです。
柄がハッキリして綺麗ですが、シンドロームの様子は見れない…。
じゃあ、シンドロームがある事が良い事か悪い事かと言うとですね
ない方が良いと言う人が多いかと思いますが、全く気にしないという人も少なくはなくて
シンドロームがある方が餌食いが良いと言われたりして、多少挙動がフラフラしてるからと言って命に関わるとか寿命が短くなるわけではないです。
動きが独特なだけで、それはそれでかわいい個性なんじゃない?と言われる方もいます。
私もそのタイプで、シンドロームがあるからダメだとは思わないです。
スパイダーはすごいかっこいいモルフなので、シンドロームごと愛してもらえたらと思いますけど、今日動きをするコがいなかったので、僕が再現すると…
スターゲイザーと言うんですけど
こんな動きをします。
ケージの天板に沿うような感じで、立ち上がったシャチホコみたいな。
ウチにいたコで一番シンドロームが激しかったコは、たまにブワーッて一人でケージで回りだして一人マリオカートみたいな。
どうした!? どうした!?みたいな動きを斜めになりながらしたりもしてました。
あと、よく見られるのが、餌に飛びつく時にちゃんと見えてるけど体の操縦がうまくいかなくて、餌がここにあるとしたらこういったりとか、逸れる事があるかなと思います。
毎回必ずというわけではないですけど
そういうコは、餌のあげ方を工夫したりして、射程を長く取り過ぎないとかして
ちょっと体から離すとか。噛まれたりするので。
餌のあげ方を調整する必要があるかと思います。
やっぱり全体的に俗説かもしれませんが、餌食いが良いというのは僕の体感としてもあります。
ボールパイソンでそういうコをお迎えした時にだんだんその兆候が出てきたとしたら
なるべく個性として受け止めてほしいなという話でした。
今日はボールパイソンのいわゆる神経障害、最近ではシンドロームと言われる特徴についてお話をしました。
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