出会いの季節「春」は交尾におすすめ?|ボールパイソンと交尾
蛇屋のヒロアキがYouTubeで解説中!
告白される時はいつもドッキリ!
へびやのヒロアキです。
今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つ
ボールパイソンというヘビの卵の管理についてお話をしたいと思います。
ボールパイソンもペアになるんですよね。
生まれてから成長して大人になって告白があるのかないのか分かりませんが
相性が良ければ交尾に至るわけです。
卵になって産卵してそれが孵って
新しいボールパイソンが生まれてくるわけですけれども
…
なんかアプローチが始まった…んなこたない!
全然交尾とかそういう大きさじゃないんですけど
先日ウチで今年初めての産卵がありました。
関西のイベントでみんな出張に出てる時に
こっちに残ってるスタッフから連絡があってどうしようどうしよう!ってなって
生まれたのがこちらの卵です。
何でどうしようどうしよう!ってなったかというと
ボールパイソンって体の中に精子を貯めておくことができて
今年この子達を生んだお母さんヘビは交尾してないんですよ。
だから産卵はないものだろうと思っていたんですけど
去年かおととしに”いたした”交尾の精子は体の中に溜めておいて
それが卵となって生まれたわけです。
交尾する前後とか交尾した後
産卵に向けて準備をしているお母さヘビは厳重にケアをされるんですね。
温度も湿度もすごく気を付けてあげられるんですけど
このお母さんヘビは通常の飼育下に置かれていたので
それがちょっと関係あるかないかは一概には言えないんですが卵の状態がねこの子達はそんなに良くない…
本当は鶏の卵ぐらいの大きさでもう少し弾力のある卵が綺麗にツルンと生まれてくるんですけど
ちょっと色が黄色い。
もしかしたら無事に生まれてくることはできない子もいるのかなという雰囲気を醸しています。
ボールパイソンが卵を産んだらどういう環境で飼育してあげればいいのかって言うと
温度はもう固定で31℃に設定します。
人によって幅がありますけど
温度が高ければ中でその細胞分裂が促進されるので早く生まれるんですね。
大体卵で生まれてから
60日ぐらいで孵化するという言われてますけどそれが少し早くなります。
細胞分裂っていうのは危険のリスクがあるんです。
だから早く生まれる必要はないんですね。
ゆっくり健康に生まれてくれればいいです。
僕は31℃ぐらいで卵をケアしてあげるのがいいんじゃないかなと思っていますけれども
これがもっと低くなってに25℃とかになっちゃうと卵の中で死んでしまいます。
高すぎず低すぎない温度で完了してあげることがすごく大事です。
湿度は90%後半ぐらい必要と言われています。
なのでウチはバーミキュライトみたいな水分を含みやすい砂っぽいものに乗せてあげます。
あと、こういう卵を孵化させるための専用のトレーがあるので
ペットシートに水を含ませてその上にこういうトレーを置いてあげて卵が安定するようなくぼみの上に
ポンッと乗せてあげます。
だから交尾してから卵が産まれたら60日ぐらいでベビーが産まれてくるので
その時は31℃前後の温度と90%後半の湿度で60日近くドキドキしながらケアをしてあげて
新しく生まれてくる命をいつも迎えています。
今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンというヘビの
卵の管理の仕方についてお話をしました。
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