【ヘビが死にそう?】ボールパイソンの異常行動について
蛇屋のヒロアキがYouTubeで解説中!
蛇化現象になります
へびやのヒロアキです。
今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つ
ボールパイソンというヘビの異常な行動についてお話をします。
お酒を飲むとだんだんと…
顔にピット器官の穴が開いてきたり
舌が二つに分かれたり
手足がなくなったりします
ボールパイソン飼育で相談を受けることがありますけど
相談のQ&Aをいくつか紹介します。
ボールパイソンの異変
①拒食
ボールパイソンは多くて1週間に1回の食事
大人になれば2~3週間に1回1カ月に1回でも十分です。
非常に燃費の良いプリウスみたいな生き物です。
餌を1年に1回しか食べない時があります。
知っていると拒食モードだと分かりますが
知らないと過剰に心配してしまいます。
ボールパイソンは拒食モードに入ることがあります。
人間や犬猫と同じペースで食べなくても心配ありません。
出来れば毎月体重を計って
極端に体重が落ちていないか確認をします。
体重が減っていなければ大丈夫です。
ボールパイソンの異変
②脱皮不全
ボールパイソンは温度・湿度が管理されていて
ストレスもなくて体調にも問題がない場合は
キレイに脱皮をしてくれます。
温度・湿度が足りていない
体調やメンタルが不安定な時は
キレイに脱皮が出来ない時があります。
キレイに脱皮を出来ないヘビもいますけど
その場合は問題ないですが
普段はキレイに1本脱ぎしてくれているのに
急に脱皮不全が起こると心配する方も多いと思います。
温度・湿度を確認し直したり
餌を食べているか水を飲んでいるか
口の中がキレイか確認してあげてください。
脱皮不全を起こした時は飼育環境を見直してみてください。
ボールパイソンの異変
③神経障害
海外ではシンドローム(症候群)と言います。
一部のボールパイソンの遺伝子には
神経障害といって挙動が普通ではない行動をします。
首がフラフラする
首が真っ直ぐにならない状態で餌を食べたり
餌に飛びつく時に真っ直ぐ行けずに外してしまう
常にひっくり返って首をグルグルする
スパイダーという種類に神経障害が多いです。
そういう行動をするからといって
寿命が短いとかどこかが悪いとかはなくて
挙動が普通と違うだけです。
そういう子の方が餌喰いが良いです。
神経障害は不健康ということではありません。
飼育しているヘビがシンドローム持ちの場合は
こういうものだと思って一緒に生きてあげればいいです。
普段は異常な行動をしないのに
急に異常な行動をした場合は病気の可能性があります。
普段からシンドロームがある場合は問題ありません。
急に異常な行動をした場合は見直す必要があります。
生き物なので一生正常ということはないです。
病気になったり体やメンタルに異常が出ることもあります。
生き物と生きることはそういう事だと思います。
そうならないように気を付けつつ
異常が起きた時は適切に対処をしていきます。
その場合どうすればよいか正しい知識を得ることは大切です。
インターネットや書籍を参考にしながら
信頼できる人やショップに色んな話を聞いて
正しい知識を得てボールパイソンと生きてください。
今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つ
ボールパイソンというヘビの異常な行動についてお話をしました。
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