東京都町田市のボールパイソン専門店。輸入、繁殖、販売を行なっています。

ヘビ屋の繁殖場でやばい事件が起きました・・・

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蛇屋のヒロアキがYouTubeで解説中!

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いやぁ~
マジで本当にヤバかったんですよ…

へびやのヒロアキです…

今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つ
ボールパイソン専門ショップDEU Reptilesのブリードルームの裏話をします。

先日、ブリードルームを契約して2年経って更新がありました。
もう更新の時期か…ということで感慨深いものがありましたけど
実際にこの形になってからは1年経ってないぐらい。

契約して1年ぐらいの間
設計や準備など色んなことをしていました。

どういう風にしようか?とか
何が必要か?とか
誰が必要か?とか
ずっと1年ぐらいかけて準備をしてきて工事が始まったのが約1年前。

工事が始まってからは早かったんですけど
工事の方にも頑張っていただいて
本当に何もない170平米の空間だったので
そこに壁を立て天井を替えて
床が補強され重いものが海外から来て
各部屋にエアコンを設置したりこういう形でやっているわけです。

珍しいのじゃないかと思っていて
わざわざ壁を作るというのはね色んな環境を試したいということで
壁を作ったりこういう風にやっています。

基本は良い思い出というかワクワクするところなので
ボールパイソンの専門店をやっている中で
輸入もしていますけど輸入も楽しいんですけど
自分たちで生み出すことがやりたい事であって

良いヘビがいました
買ってきました売りましたというのだと
何も生み出していないというのが僕の中のコンプレックスじゃないですけど
一つの課題に感じることがあって
やっている事はプレステ5を安く買って売るだけに似ているなと思ったんですね。

もちろんそこには色んな喜びとかありがとうとか
感謝とかお客様との関係が生まれて
それが育まれるのは大きな喜びではありますけど
何か生み出したいということが自分の中で葛藤としてあったので
ブリードルームを作ってボールパイソンを繁殖させて
皆さんに見ていただいたり世界に届けたりしたいから
そういう楽しくワクワクすることでもありますけど
一方で大きな挑戦ではあったので
たくさんの失敗とかトラブルを抱えながらやっています。

具体的に言うと2年前から始まった円安です。
当初の見積もりが会社のフルフルパワーで見積もっていました。

そこから円安になって…
工事の資材や値段自体も上がってしまって
かなり頑張ってくれたんですけどそれでも安くはない。

当初の見積からどんどん膨れ上がって
想定していた1.5倍になりました。

元々フルフルで挑戦しようとしていたところから
さらに伸びてしまったので
どうしよう…とドキドキしていました。

みんなで色々頑張ったり経費を削減したり
販売を一生懸命やったりしながら何とか完成に辿り着きました。

こういうのも全部アメリカから買ってきて日本で持っている人いるのかな…
いないかもしれない…

アメリカのFreedom Breederというメーカーです。

日本に送ってくれるように依頼をしたら
「送ったことがないからやり方が分からない」と言われました。

そこから全ての手配を全部自分たちでやりました。

日本側の受け入れの…
アメリカも作ったところで引き渡すとなりました。

「港までどうやって送るか考えて」と言われて
アメリカのトラックの流通とか探して依頼して船まで持ってきてもらって
それも遅延が重なってお金は払ったけど物は届かないみたいな…

これメッチャ重くて…
1台200kgありますけどピアノみたいな重さです。

ピアノみたいなのが並んでいる
床も普通ではダメなので補強されていたりします。

整えるのにもすごく時間が掛かりました。

ボールパイソンのブリードは鉄則があって
その一つに引っ越しをした次の年は生まない。

ボールパイソンのブリードは趣味で始めたら
家の一角で飼育やブリードを始めると思いますけど
そこから少し拡大する時にブリードルームを作ってみるみたいな。

部屋を丸々一つ使ったり近くのアパートを借りてブリードをする人が多いです。

引っ越しをした時ボールパイソンは環境の変化を好みません。

引っ越しをしたら安心して生きることができるのか
卵を生んで育てることができるのか

ドキドキモードにお母さんヘビはなります。
だから引っ越しした年は生まないとなっています。

僕らもこのブリードルームを作ってそこに引っ越しをする必要がありました。
かなり卵を生まないと厳しめに見込んでいました。

生まれた卵の中から繁殖のためにキープをして育てる子と販売する子を分けて
厳しめに計算をしていました。

フタを開けてみたらさらに少なかった…
厳しめに計算した分よりさらにその半分ぐらいになりました。

そうすると事業なので
投資をしますそれを回します、回収をします。

これを何回も繰り返していくわけですが
そもそも作るのに想定の1.5倍かかってしまい
見込んでいた収益は半分になってしまいました。

ぼくもこういう風に物事を動かすのは初めてだったので
人を動かすとかシステムを動かすだけならいいですけど
生き物の事業を動かすのは初めてだったので
想定と大きく違ったてんやわんやの1年でした。

卵を生まなかったから輸入するしかない。
そのための費用も必要。
生まなかったから親になる生体も輸入の必要がある。

物事は想定通りに上手くいかないのは…
ボールパイソンも家庭も恋愛も事業も何でも一緒だなと思います。

この子はウチで生まれた子なんですけどひとしお可愛いわけです。

色んな挑戦とかトラブルとか乗り越えてやってきた中で
やっと生まれてきてくれたのが嬉しくて
そういう思い入れの強い子たちを「素敵ですね」っていう風に…
「DEUでブリードした子だから」
「ヒロアキさんのところで生まれた子だから」というところで
さらに愛着を持ってお迎えしてくださる方は本当に有難いと思っています。

山があって谷があって
だからより楽しいと思えるのだと思います。

今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つ
ボールパイソン専門ショップDEU Reptilesのブリードルームの裏話をしました。

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