東京都町田市のボールパイソン専門店。輸入、繁殖、販売を行なっています。

コレやると餌喰い悪くなります|ボールパイソンと餌やり

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蛇屋のヒロアキがYouTubeで解説中!

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最近は燃やしスープに激ハマり!
へびやのヒロアキです。

今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つ
ボールパイソンというヘビの餌喰い

どうやったらもっと食べるかなとか
どうやったら食べにくくなっちゃうのかな
っていう話をしたいと思います。

どうしても外食が多くて打ち合わせとか会食とかになると外食が多いですよね。

そうするとなかなかヘビーな食事になることが多いので
家で食べる時はスーパーで豆付もやしを買って煮干しとタラの干物で煮る。

それを食べる美味しい!
メチャ味薄いですけど。

そこでリセットしようと思ってます。
ドはまりしてますね。もやしマジ美味い!

会食の時と会食じゃない時の食費の高低差がもうFUJIYAMAみたいな。
もやし美味しいのに安いよね。

はい!

ボールパイソンはですねまだお迎えしたことない
飼ったことがない人が抱く不安の一つに餌が止まる
「拒食をするって聞くんですけど大丈夫なんですか?」と質問をいただくことが結構多くて
実際にその拒食というご飯を食べない機能を持っています。

一年とか食べなくても生きていける燃費の良い生き物なので
実際に拒食になることはありますけどなるべく拒食にさせないでスクスクと大きく成長させたいなっていう場合に
こういうことをすると拒食しやすくなりますよとかエサなんていらないと気になっちゃいますよというお話しをします。

ダントツ1位の理由はハンドリングしすぎ。
「君はどの国から来たんだい?」なんて美しいんだみたいな感じで触っていると
「やめろや!みたいな飯なんかいらねえよ!」みたいになる。

ボールパイソンの心の中には中学2年の男子がいると思ってください。
「うるせえ!飯なんかいらない!」
「俺の部屋から出て行け!」みたいになるので

触り過ぎるとねやっぱりストレスになるんですね。

ストレスや不安を抱えるとボールパイソンはご飯を食べなくります。
なぜかというと消化に時間がとエネルギーがかかるので安心できる場所じゃないと
ゆっくり食べ物を飲み込んで消化すことができないなら「もう食べないでおこう」みたいになっちゃうので
安心しないと食べなくなっちゃうから触り過ぎると良くないですよ。

似たような理由でお迎えして引っ越しをした直後とか
環境が変わった直後も何か食べなくなったりすることがあります。

じゃあどうやったら逆に餌喰いが良くなるのか。

ボールパイソンは餌を認識する時に温度と匂いで判断します。

こうやって舌をペロペロやってるのは匂いの分子を
舌の先にくっつけて後ろのヤコブソン器官というところに吸着させて
「これは餌だね」
「これは石だね」
「これはへびやのヒロアキだね」みたいなのを判断しています。

匂いの粒子をキャッチすることで餌があるかないかというのを認識しています。

もう一つは温度。
ピット器官という温度センサーがあってそこで温かい生き物が動いているみたいになると
「餌だね」「餌かもしれないね」「ネズミの匂いがする」みたいな感じで餌を食べます。

このセンサーに引っ掛かりやすくしてあげると餌として認知しやすくなります。
部活帰りの中2男子のようになるわけです。

もう一つは温度を高めに解凍する。
これは冷凍ラットです。

当店自家製の冷凍ラットなんですがこれをお湯で解凍します。
その解凍温度を少し高くしてあげます。

普段40℃だったら50℃にしてあげるとかすると
「この温度は何か温かいのがいる」「餌かもしれない」という風に認識しやすくなります。
なので、ちょっと温度高めにしてあげるといいかなと思います。

あともう一つはですね匂いを強くする。
匂いを強くするにはどうするのかというと濡らさないことが大事。

大体冷凍ラットって湯煎と言ってお湯に浸けて解凍します。
その方が早いから。

置いといても解凍されるんですけどずっとこのまま置いておくと
ちゃんと解凍して食べられるようになるまでに室温まで上がるのに3、4時間かかるんですよね。

それは待ってられないから40℃のお湯などに浸けて5分、10分解凍してあげる。
そうするとパッと餌をあげられるようになるわけです。

でも、お湯に浸けると匂いが出ていきます。

「なんか最近ウチの子食べないな」という場合や
餌をしっかり毎回食べるようにしたいという場合は
お湯で解凍しないで時間は掛かりますけど
夜とかに冷凍庫から冷蔵庫の方に移動しておいて解凍自体は済ませておく。

それを餌をあげる1時、2時間前にに室温に戻してあげて冷たい餌を食べるとお腹を壊しちゃうから
冷たくない状態にしてあげると匂いもしっかり残って食べやすくなります。

さらにプラスアルファのテクニックとしては餌をあげる前にドライヤーで表面の温度を温めてあげる。
ドライヤーで表面温度を上げて50℃~60℃にして温かくしてから餌をあげる。
お湯で解凍していないから匂いは抜け出てなくて匂いもしっかり乗った暖かい餌ができるわけですね。

当店ではどうやってあげてるかというと逆にお湯の中に浸けてビショビショの状態にしてあげています。

なぜかというとその食べやすい食べ方に慣れさせちゃうとお迎えしていただいた後に食べなくなっちゃったりします。

だからより過酷な環境で食べさせることでどういうご家庭に行っても
どういうシチュエーションに行っても難なく食べるということを目指して
お湯に浸けてビショビショの状態で食べさせています。

それでも食べるコはちゃんと食べるのでというか安心させればちゃんと食べるので問題はなし。

ボールパイソンを飼ったことがない方は本当に餌を食べるのかな?って不安もあると思いますけれども
もしどうしても食べないという場合はLINE等でお問い合わせいただいてご相談に乗ることができますので
遠慮なくご連絡いただければと思います。

今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンというヘビが
こんなことをしたら餌を食べにくくなっちゃうよっていうことと
こういう風にしてあげたら餌を食べやすくなりますよというお話をしました。

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