【蛇の捕食】ボールパイソンの餌やりの方法
蛇屋のヒロアキがYouTubeで解説中!
今日はマウスのあげ方、ボールパイソンの餌のあげ方についてご案内したいと思います。
マウスはですね、これぐらいのサイズのボールだと、週に2回あげるといいかなと思います。週に2回食べないというコもいるので、そういう場合はあんまり心配しないでいいので自分でいらないと思って食べていないので、食べないんだけどというご相談たまにいただきますけれども、変な痩せ方をしなければ食べないというのはボールの機能としてあるものなので、そんなに心配しないでください。
今日は、普通に食べる状態のボールはどういう風に餌をあげればいいかという事をご案内します。
ボールパイソンを飼っていると、餌をあげるのは楽しみというか醍醐味の一つだと思うんですけど餌やりにあんまり慣れていない場合は竹製のピンセットがあるのでそれを使うのが良いと思います。
まず、ガッと飛んでくる時に、ピンセットが当たってしまう事があるので
そういう時にヒュッと避けられるような慣れとかがまだないという場合ですとか、勝手を掴んでいないという場合は、最初は竹製のピンセットを使うと良いと思います。
あるいは、あんまり数を飼っていない場合はですね、竹製のピンセットで十分だと思います。
ウチのように、お店のようにたくさん数がいると消毒の観点から、金属製のピンセットの方が都合が良かったりするので、ウチでは、ボールを傷つけないように十分に注意をしながらこういった、サイズに合わせてピンセットを使ったりしています。
ずっといっぱいあげていると、手が疲れてくる事があって、握力がなくなってくる事があるので、そういう場合はこういう鉗子を使うと離しても握っているのでちょうど良いかなと思います。
サムネはですね、本物のマウスを映していますが、本物のマウスを食べるシーンが苦手な方、またハムスターを飼っている方がご覧になるかもしれないので、今日はですね、このキッチンペーパーをマウスに見立ててご紹介したいと思います。
ほとんどの方は冷凍マウスを解凍してあげる事が多いと思うんですけれども冷凍マウスをあげる場合はですね、普通に冷凍マウスをどういう風にあげても食べるというコもいるんですけど、あげ方、食べやすいテクニックというものを少しご紹介します。
冷凍マウスは基本的にですね、生きている事を演じる。
冷凍マウスなんだけど活マウスである事を演じてあげるとボールパイソンの食いが良くなります。
どうやって演じるかというと1つは温度です。高い温度にしてあげる事で
ボールパイソンがあそこに獲物がいると感知する事ができます。
また、匂いを出してあげる事で、あそこに獲物がいるとボールパイソンが感知する事ができます。
ボールパイソンは匂いと温度で獲物を感知しますので、それを演出してあげる。
具体的に言うと、ウチでは45度のお湯で冷凍マウスを解凍してあげています。
よくですね60度、70度あるいは沸騰したお湯を少し冷まして熱くないかなという感じで解凍する事が多いと思うのですが、ウチはですね大量にあげるという事もあって常に一定の温度で温めすぎ冷めすぎとならないように45度ぐらいがボールパイソンの反応が一番良いというところから低温調理器ですね。
ステーキをおいしく焼くような調理器具などを使ってマウスを45度で解凍して餌をあげたりしています。45度で解凍したマウスを尻尾をこうやってプラーンと持ってこういう風にあげるとボールとしては怖いわけですね。
自分が安全だ、自分の方が強いという状態だと、ボールは安心してマウスに飛びつくんですけど、自分より大きいかもしれない、攻撃されるかもしれない、危ないかもしれないってなると食べなくなる事があるんですね。
ボールにとってより安心するやり方というのは、ボールに対して水平に向けてあげて上からじゃなくてこんな感じで生きている様子を演出すると良いかと思います。
これ、ヘビが舌をペロペロしていますけど、これは匂いの粒子をベロにくっつけてそれを
ヤコブソン器官というところに引っ張って、どんな匂いがあるのか、何があるのかという事を判断しています。生きたマウスなんかは、こういう風にするとベロの動きが活発になったりします。
食べないコに関してはこういう演じ方をしたりします。
ウチでは、解凍したまま水に濡れたまま上からこうやって基本的にあげるようにしてます。
それはボールパイソンをご購入いただいて、お客様のご自宅に戻られた時にあんまり優しいあげ方というか、テクニックばっかり使ったあげ方をしているとボールパイソンがラフなあげ方をされた時に食べなくなってしまうという事があるので、ウチではベショベショの状態でこうやって食べるように仕向けています。
それでも食べないというコ、少し餌付けを促進させたいコはこういうテクニックなんかを使ったりしています。
あとは、どうしても食べない、どうやったら拒食のコが食べやすくなりますか?とか温度の解凍テクニックとかそういうものに関しては別の時にお話ししたいと思います。
基本的にはこういうボールパイソン飼われるという方は、竹製のピンセットで安全にあげると良いんじゃないかと。
上からあげるのではなく生きている感じを演出しながらあげるとボールは安心して食べてくれるんじゃないかなと思います。
今日はボールパイソンの餌のあげ方基本編についてお話しました。
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