東京都町田市のボールパイソン専門店。輸入、繁殖、販売を行なっています。

【蛇を飼うのは簡単!?】ボールパイソン飼育の魅力について

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こんにちは。蛇屋のヒロアキです。
今日はですね、ボールパイソンを飼うってどういう事なの?
何が楽しいの?
どんな感じで飼えるのっていう事を
お話したいと思います。

蛇飼うって爬虫類飼うって…どうなの!?
みたいな意見を聞いたりする事があるんですが

蛇はかわいいですよ
蛇は友達
怖くない。かわいくないですか?

ボールパイソンは世界で言うと、ペットスネークとしては一番メジャーです。
日本はアオダイショウとかマムシとか細長いと思うんですけど

ボールパイソンの場合は、太いというか細長い系の蛇とは違って
ベットリ、モッチリした形が特徴的です。

原産はアフリカなんですけど、今はペットスネークとして需要が高いので
アメリカやヨーロッパなどで野生種が輸出されて、そこでブリードされて色んな種類が
新しく生まれてという風になっています。

蛇の特徴としては、例えば犬や猫と飼う時との大きな違いは、餌の頻度が圧倒的に少ないですね。

これくらいのサイズだと1週間に2回餌を食べたりしますけど、大きくなってくると2週間に1回で大丈夫です。

それで、拒食をするんですね。
いらないやーって食べなくなったりするんですけど
そうすると1年食べなくなったりもしますので餌代がかからない。
言い方がちょっとあれかもしれないですけど(笑)

一番、餌代でお金がかかるのは猫って言われてますね。
猫と比べると圧倒的に餌のコストとか少ないかなと思います。

今、ハンドリングといって手をグルグル遊んでもらっているんですが
基本的に爬虫類は、犬みたいに散歩が必要がなくてハンドリングもしてあげる必要がないんですね。置いといてくれれば、環境さえ整えてくれればそれで良いんでっていう生き物なので、例えば忙しい方。

働いていて、一人で暮らしていたり、共働きやお子さんが小さい方、住宅の事情でなどペットを飼う事ができないっていう方でも週1回の餌やりと生態に快適な環境作り(温度・湿度)など整えてあげれば、彼らはそれで満足してくれる生き物なので、忙しい方には向いている。

お互いの人生とヘビ生(?)がマッチしやすいんじゃないかなと思います。

あとは、値段ですね。
これはノーマルと言って普通のボールパイソンですが、これだと大体1万円前後か1万円を切る値段で売っている事も多いです。

ノーマル以外にもウチにはたくさん色んな種類のボールパイソンがいるんですけど、とにかく有名なのはアルビノと言われているのが有名でアルビノというのは体に黒い色素を持っていない、個体の事を言うのですが
これ、すごくないですか?黄色と白。

アルビノと聞くと真っ白というイメージがあるかもしれませんが、あれはアルビノではなくてアルビノは黒い色素を持たないので、そうすると黒の部分が、白くなって、そうじゃない部分は黄色くなってという風になります。

これで大体お店にもよりますが、5万円~10万円ですので、そんなに高くないですね。
もちろん高いものになってくると100万円~200万円となってきますが、これから初めて飼ってみようかなっていう方は、生態の値段は、ノーマルで1万円くらい、こういうアルビノで5万円~10万円と念頭に置いといてくれればいいかなと思います。

あとは、飼育セットはどんな物が必要か、どのくらいの値段がかかるのかっていう事ですが、ウチでは、こういうベビーはダイソーのシューズボックスに入れて飼育しています。
豪華のログハウスを作ってあげる必要はなくて、こういう長細いボックスに暖かい場所を作ってあげて、ウチはヤシガラを使っていますが、キッチンペーパーやペットシーツを敷いてあげて、床材にしてあげます。

水入れもホームセンターで売っている、使い捨てのクリアカップとダイソーに売っている陶器を使って飼育をしてあげます。
特殊な入れ物や器具は必要でなくて身の回りの物で揃えてあげる事ができます。

もっと良い物を買ってあげた方がいいんじゃないの?という方は、その愛情を金額にかけるのではなくて触れ合う時間や注目してあげる時間とか生態に心を留めてあげる時間に向けてあげた方が生態にとって安全で快適な暮らしをしてもらえると思います。

餌はマウスやラットになります。
ドッグフードやキャットフードと話しが違うので抵抗を感じられる方がいると思いますが、それはしょうがないです(笑)
基本的にはネズミしか食べません。
本当にイレギュラーな話になるとおとぎ話で卵を食べるとか鶏を食べるとかあったりしますけど、小さい鳥を食べる事はありますが、ボールパイソンの完全な栄養食品はマウスやラットなどのネズミなので、他のものを用意する必要はないですし、反対にマウスやラットは用意してあげる必要があります。

幸いと言いますが、冷凍マウスは色んなところで取り扱っています。
お近くの爬虫類を取り扱っているペットショップはそんなにはないかもしれませんが、少し大きなところに行くと売ってますので、そういうのをお湯で温めなおして、餌として与えてあげればよいです。生きているマウスや自分で増やさないといけないという事はないので生きているものを揃える負担は考えなくていいです。
冷凍マウスの値段は200円しないくらいで、1週間に 1匹か2匹あげれば十分に大きくなっていきます。

ボールパイソンは、爬虫類全般に言える事なんですけど、温度と湿度は保ってあげる必要があります。これはやらないとダメです!

彼らは、呼吸器が強くないので、人間のように片方の肺がダメになってももう片方が機能すれば良いわけでもないので、ヘビは片方の肺が退化してしまっているので、彼らが呼吸器系の疾患にかからないようにしてあげるには、温度と湿度を彼らが必要な数値で保ってあげなければいけません。

具体的に言うと、ウチは湿度は60%くらいを目標に設定して調整しています。
温度は、ケースの中で28~29度。暖かい場所で32度にしてあげます。

暖かい場所は何かというと、例えば製品名で言いますと、ダントツとかナラベルトとかヒートケーブルとか部分的に暖かい場所を作る必要があるんですね。
餌を食べて消化したい時や、体を温めたい時に暖かい場所に行って、体を冷やしたい時に寒い場所に行って温度調整を自分でできるようにします。

環境によっては、30度で一元管理という人やブリーダーがいますが、基本的にはホットスポットを作ってあげて、ウチの場合はホットスポット32度、涼しい所で28度。
飼うのは難しくないので、是非探してみて、ネットで探してみて、爬虫類売ってるショップだとほぼ間違いなく売ってると思います。

トカゲとかと違うので、紫外線のライトが必要ありません。
湿度をどうやって保つのかというと、こういう立体的なヤシガラの床材を使うと比較的保ちやすいのですが、冬は日本は乾燥しやすいので、霧吹きでケースの壁面に水を吹いてあげると湿度を保ってあげられます。

60%くらいなら余裕でいくので霧吹きで水を吹いて湿度を保ってあげてください。

気が付いたらまた、吹いてあげたりとかして、湿度を50%切ると死ぬわけではないですが、脱皮をうまくできなくなったりします。
水入れを大きな物にするだけで、湿度を保ってあげる事もできます。

特殊な器具が必要なのではなく、丁寧いケアする心と揃えやすいものでカバーする事ができます。

ボールパイソンは、一般的に思われているよりは遥かに飼うのが簡単にできますので、蛇を飼ってみようと思われている方は参考にしていただければと思います。

ただ、必ず覚えておいてほしいのは、生き物である事を絶対に忘れないでください。
手軽な気持ちでは飼わないでください。生き物なので、雑にすると病気になったり、死んだりします。正しい知識を最初に持っていただいて勉強していただいて、信頼できるお店や友人と関係を持っていただいて、それから飼うと本当に安心できるかと思います。
私は、ボールパイソンを飼う事は難しくないという事と生き物を飼うという事は甘く見ないでキチンとした心で飼ってほしいという両方の思いがあってお伝えしています。

ボールパイソン、かわいいですよ。
今日は、ボールパイソンを飼うってどういう事なのか、どんな感じの飼い方をすればよいのかという事をお話してみました。

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