【ボールパイソン飼育】拒食と対処の方法（餌やりアシスト）

2021年1月8日

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こんにちは。蛇屋のヒロアキです。
今日は、皆さんが飼っているボールパイソンが、餌を食べなくなってしまった時に
ボールパイソンに餌を食べる手伝いをしてあげる方法をご紹介したいと思います。

今日は、アシストと言われる方法です。

大人のボールパイソンだと1年とか、1年半は食べなくても生きてはいけるので、そんなに焦らなくてもいいんですけど

小さいボールパイソンだと、食べないと体がどんどん痩せてしまっていくという事があるのですが

例えば
背骨がすごく尖るような痩せ方をするとか
元々のサイズから痩せていった事で、横に皮が余るようになったら
少し気を付けてあげた方が良いです。

基本的には、アシストではなくて、自分で食べるように
温度・湿度・明るさなどを工夫してあげるようにした方が一番良いんですけど

どうしてもアシストしないと食べないコの場合
このまま痩せていったら、体調を崩してしまうかもしれないという場合にアシストする手伝ってあげる方法です。

<手順>
・片手にボールパイソンを持ちます
・顎の皮を引っ張ってあげる
(人差し指で固定して顎の皮を親指で引っ張ると口が少し開きます)
・マウスの鼻を使って口を開いてあげます
・少し喉まで入れます
・ボールパイソンは歯が内側に向かって生えているので、マウスを入れてあげた上でちょっと出すと餌が歯に引っかかります
・この状態で話してあげる
・そうすると食べます

ボールパイソンの口があって、歯が内側に向かって生えているので
餌を入れて少し引くと、歯が返しになって引っかかるわけです。
こうすると抜けにくくなるので、それでゆっくり置いてあげると
くるっと巻いたりとかあるいは、ゆっくり飲んでいったりします。
引っかけてあげてもどうして嫌がって離してしまう場合もあるので、そういう場合はボールパイソンが疲れていないか、見ながら何回かチャレンジしてあげると良いと思います。

本当に危険な時。
ボールパイソンって自分で食べないで餓死をしてしまう場合があるので
そういう時は、今回のアシストではなくて、強制と呼ばれる無理に飲み込ませる方法を使います。

それは、また別でご紹介しますけれども、手順としては同じで、奥に入れて引っかけるのではなくて、ピンセットなどを使ってどんどん奥に入れていくわけです。

それは本当に危険な時にやっていく方法なので
普段はしない方が良いです。

ボールパイソンのストレスになってしまいますので。

強制が必要になってきたコが出てきたらまた、動画を撮りたいなと思いますけれども

例えば生まれたばっかりのボールパイソンっていうのは、最初は食べるのが上手じゃなかったりとか、そういう気になっていない、慣れていないという事もあって、アシストが必要な事が珍しくもないので、動画を参考に「食べないな」「痩せていってるな」という場合にちょっと餌を口に入れてあげて、引いてあげると、食べてくれるようになっていくという事を覚えていただくといいかなと思います。

ボールパイソンのボディの一番太い、幅のラットをあげるのが一般的なんですが
アシストをしてあげる時は、しばらく食べていないコに餌をあげる時は、サイズを少し小さくしてあげると良いです。

なぜかと言うと
しばらく食べていない状態っていうのは、お腹の中がお休みモードになっている事があるので、大きい物で消化に負担をかけるよりは、普段食べていた物よりも小さい物を使います。