【脱皮不全の対策】ボールパイソンヘビの脱皮と補助
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蛇屋のヒロアキがYouTubeで解説中!
脱皮をしてお肌スベスベになりたいなと思う年ごろになりました、へびやのヒロアキです。
今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンの脱皮不全についてお話をしたいと思います。
ボールパイソンは1カ月に1回脱皮をして、その度に大きくなっていきます。
このコは脱皮前。
脱皮は体の鱗の内側と外側の間に体液を分泌させて、脱ぐという感じになるんですけど
脱皮前になると体の色がくすんでくるわけですね。
このコも本来は黒がハッキリしていて、柄も部分も鮮やかなんですが
脱皮前なので、全体的にくすんできています。
体と目がくすんでくるとそろそろ脱皮前かなという合図になります。
そこから数日経つと、脱皮をしていくんですけれども脱皮は大体頭の方から脱いでいって
うまくいけばスルスルっと1本の靴下みたいに脱いでくれるわけですが
これがうまくいかない時があります。
1本で脱げてないで、バリバリ破片のように脱いでいってしまったりとか
あるいは脱皮の皮が体に残ってしまう脱皮不全という状況になる事があります。
なぜ脱皮不全になるかと言うと…
一つは環境湿度が足りていないという場合と
もう一つは水分の摂取量が足りず、体から分泌する水分が足りずに脱皮不全になるというケースがあります。
今日はですね、脱皮に失敗してしまったコの様子をご覧いただきたいと思います。
こういうのお店が見せると「えっ?あの店大丈夫?」みたいになりそうでちょっと恐いんですけど
脱皮不全になる事あるので、リアルなところをご覧いただきたいと思い参考にしていただきたいと思い
ご登場してもらいました。
こんな感じですね。
このコの場合は背中の皮が一部残っちゃって、うまく脱げていないという状態です。
やっぱい冬が脱皮不全になる事が多いですね。
日本の冬はとても乾燥しますので。
環境湿度が足りない事と冬に拒食する事が多くて水分の摂取量が少なくなるからです。
ボールパイソンは自分で水を飲んで水分を補給しますが、マウスやラットの体液からも
水分を補給したりしますので、餌を食べる頻度が少なくなると脱皮不全になりやすくなります。
脱皮不全になった場合どうすればいいかと言うと
一般的なのは32℃~33℃のお湯につけてあげて
皮をふやかしてあげて脱皮殻をむきむきしてあげると結構すぐにキレイに取れたりしますので。
乾燥した状態で無理にむくと痛いので、お湯でふやかしてあげてから脱皮不全を解消してあげて下さい。
良い状態ではないですが、起こり得る事ではあるのとそんなに焦る必要はないので
見つけたら、お風呂に入ろうかと言ってふやかして取ってあげて下さい。
っで脱皮不全の時に目に鱗が残る場合があってアイキャップという状況になる事があります。
アイキャップになって海外の動画で頑張って取ってる人がいますが
できれば触らない方が良いと僕は思います。
そうなったら日本だとアリオンシェッドをかけてあげると良いです。
次の脱皮の時に目の周りも一緒に脱いでくれます。
僕らも目を触られたら嫌ですよね。
このコは今日お風呂に入って温浴をして、むきむきパイソンになります。
ボールパイソンを飼育していると脱皮不全起こる事があります。
起こらないように飼育環境を整えて飼育をしてあげる事を大事にしつつ
なってしまった場合には温浴をして、むいてあげるという事をしてあげて下さい。
今日はボールパイソンの脱皮不全についてお話をしました。
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