東京都町田市のボールパイソン専門店。輸入、繁殖、販売を行なっています。

【ボールパイソン】蛇のハンドリングの方法 | 持ち方について

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こんにちは。蛇屋のヒロアキです。
今日は、驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンという蛇の持ち方。
ハンドリングの仕方についてお話したいと思います。

せっかくボールパイソンをお迎えして、一緒に暮らしていくとなったら
「私は、見てるだけでいいの」という方もいらっしゃるかもしれませんが
できれば戯れたい!モチモチした体に触れたいという方も多いんじゃないかと思います。

今日は、こういう風にすればボールパイソンが嫌がらない事、嫌がる事をお話したいと思います。

ボールパイソンを持つ時は、消毒。
外から帰ってきた時とか、家の中で色んな物を触ったりするので、消毒してキレイな手で触ってあげると良いと思います。

病気になったら、治すという事も大事ですが、生き物なので、いかに病気にしないかも大事です。人間も同じだと思いますけれども。

次亜塩素酸水とか、アルコールを使って消毒をして持つ。

蛇を飼った事がなかった人、初めて蛇を持つ方はやっぱり怖いと思うんですよね。
恐いとどうやって持てばいいかわからず、ぶらさげるように持ってしまう。
蛇は不安定に持たれると嫌がるので、前からより後ろから、水をすくうような形で持つ。

ほら、怖くない。
ボールは友達。

不安定な持ち方をされると嫌がるので、両手でしっかり支えてあげてください。
お迎えされたばかりの時に慣れてない場合はボールも怖がって、「シューッ」って言ったりするかもしれませんけれども、ハンドリングをしている内に、慣れてくる事がほとんどです。

この人だったらいいかなとか、こういう持たれ方ならいいかなとか慣れが生じるので、そうしたら、おとなしくなっていくかなと思います。

腕にグルグル巻きついて登ってきたりとかするようになります。
自分の体にボールが慣れてくっついてくれるとかわいいものです。

良くない持ち方を実践してみたいと思いますが、ボールでやるのはかわいそうなので、今日はこちらのHDMIケーブルをご用意しました。

これをボールだと思って下さい。

良くないのは、こういう小学生がアオダイショウを捕まえてやっているような尻尾からぶらさげるようなイメージ。
これは、ボールにとっては怖いし、ストレスになるので、プラプラさせない。不安定にさせないのが大事です。

水をすくうように、支えるように、安定するような形で持ってあげてください。

あとは、爬虫類は、哺乳類の犬や猫のように、人になつくのかなつかないのか問題というのがあって、犬や猫のように触られることを求めてくれるという考えの人と、爬虫類は、そういう機能はなくて、慣れる事はあってもなつく事はないという意見の人もいるんですけれども、諸説あるのでその辺の判断はそれぞれにお任せするとして

いずれにしても持ちすぎは本来は良くないですね。ストレスになるわけです。

慣れてるから大丈夫だと思っているとしても、触らないでいいなら触らない方が良い。
人間の体温ってボールに比べて高いので、温度と湿度が急激に変化したりとか持たれたり不安定になったりとか、表面温度が変わるような事が何度もあるとボールとしては、ボールにとっては安心できるものではないと思うので、ハンドリングしたいという時もあるけど
基本的には触らない方が安心するし落ち着く生き物だという事を念頭に置いて、たまには触らせてねというくらいが良いと思います。

毎日触りたい、毎日一緒に寝たい。
そういう気持ちはわかるんですけれども、ボールの心や体調を考えるとそんなに触らない方が良いかなと思います。

ボールパイソンを飼っているとハンドリングはどのくらいの頻度でした方がいいんですか?っていう質問を受ける事があります。

どれくらいの頻度ならボールにとってストレスがないのかっていうのは考えてください。
毎日だと多いかと思います。
「シューッ、シューッ」言って落ち着かない場合は、頻度を少し延ばしてあげると良いかと思います。

良くないのは、2日に1回は良いって聞いたとか、外の意見を参考にしすぎて、自分とボールパイソンの関係のリズムを考えずに、情報だけを鵜呑みにするというのは良くないので
毎日はやりすぎだというのは念頭に置いてもらって、お互いの妥協点を見つけていくというのが、生き物の飼育をする上で大事だと思うので、このコと私だったらどうなのかなというのを考えてもらえたらと思います。

っで、餌やりの当日や翌日は触らないでください!
消化というのは結構ストレスがかかるので、戻してしまうので、次の次の日までは僕は触らないですけど、消化が落ち着くまでは触らない方が良いと思います。

今日はボールパイソンのハンドリング・持ち方についてご紹介しました。

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