【意外!?】蛇の卵の取り扱いには要注意!(ボールパイソン飼育)
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こんにちは、蛇屋のヒロアキです。
今日は驚くとボールのように丸まる習性を持つボールパイソンの産卵と孵化についてお話をしたいと思います。
ボールパイソンはですね、大体1年に1回卵を産むんですけれども、ブリードシーズン(繁殖期)というのは、冬前から春前まで繁殖を促していく事が多いんですが、ボールパイソンのお父さんとお母さんがいて、その2匹が交尾をしてこんな感じで指切りという俗称がありますが、受精をしておよそ2か月で卵を産みます。
卵はどれくらいのサイズかというと、鶏の卵くらいのサイズです。
鶏の卵って殻が固いじゃないですか。
でもボールパイソンの卵というのは、固い弾力性があるというか、ゴムとまではいきませんが、プリっとしてるものやニュっとしてるものもあります。
こういうのを5個から10個産むわけですね。
並んだ卵にお母さんがトグロを巻いて守って、敵が来たら威嚇します。
僕たちは卵を集める時はお母さんに動いてもらいますが、鶏の卵と違うのは卵に向きがあって、最初に産み落とされた向きから変えてはいけません。
呼吸ができなくなるからです。
産み落とされた向きで保管してあげる必要があるので、チェックを入れたりして上下分かるようにして向きがズレないようにします。
人によっては、ニコニコマーク入れたりとか、日付を入れたりとか、何と掛けたかメモ書きするとかするんですが、こういうのを5個から10個産んでくれるわけですね。
卵は産まれるとそこからおおよそ60日間で孵化します。
ピッと切れ目が入ってそこからボールパイソンの赤ちゃんの頭が出てきて引っ込めたり、出したり引っ込めたりしながらだんだん出てくるわけですね。
出てくる直前までお腹にお母さんから栄養をもらうものが付いていて最後の栄養を吸収して、お腹を閉じて出てきます。
よく海外のサイトだと、切ったりして中にいる赤ちゃんがどういう種類の蛇なのか先に見るために見たりしますが、それはしかるべき手順と、時期経てしっかりした知識と経験を持って切ったりするわけですね。
誰でも彼でも、切っていいわけではありません。
切らない方が僕はいいと思います。
切るとしても産卵からずっと後ですけれども。
卵が産まれるとこういう物に入れて育てます。
これ便利なやつ。
イージー8トレイと言って、向きが変わらないようにそっと置くわけです。
ボールパイソンの卵には湿気が必要なので、底に水を入れます。
一番簡単な方法は水を入れて上にラップをして蓋をして30度の温度を維持して2カ月間待つわけですが、簡単に孵化を待てるという便利な道具なんですけれども、斜めにしたら卵に水がかかってしまいます。
水がかかってしまうと卵が窒息してしまうので、水をかけないという事を考えると、ペットシーツに水をビチャビチャに浸して、敷いてその上にトレイを入れて、ラップして、蓋をして、30度の温度で2か月間待つという事をやっています。
待っている間はドキドキなわけなんです。
どんなコが出てくるか。
色んな事を楽しみにしながら2カ月間を僕たちは待っているわけですけれども、ちょうど今がブリードのシーズンなので、もうすぐ卵が産まれてくるんじゃないかなという事を期待しています。
今日はボールパイソンの産卵と孵化についてお話をしました。
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